Monitoring – ScopeBox 4

モニタリング

ScopeBoxのビデオプレビューでは、映像を撮影したときと同じように、映像の細部まで明確に表示します。また、モニターキャリブレーションにより、映像の色を正確に表現することができます。

オーバーレイ

ScopeBoxには、ショットのフレーミングをサポートするために、センターマーク、三分割法、レターボックスマスク、タイトルセーフ、グラフィックスセーフなどのあらゆるオーバーレイ機能が搭載されています。さらに、QuickTimeムービーや画像をオーバーレイすることができるので、グリーンスバックのショットのフレーミングや、ローワーサードやその他のグラフィック要素周りの撮影に適しています。また、ScopeBox 4では新たに偽色のオーバーレイ機能が追加され、ショットの露出を補正することができます。

フィーチャーインサイト

フィーチャーインサイトは、特定の輝度、クロミナンス、またはチャンネルレンジに基づいて画像のピクセルを強調することができる、究極の偽色のオーバーレイと言えるでしょう。この機能により、スコープ内の問題点を画像の特徴と照らし合わせることが簡単になります。

LUT

ポストプロダクションのワークフローでは、プロジェクトが完成する前に、大幅な色補正や画像調整が行われます。例えば、多くのプロダクションでは、ダイナミックレンジを最大限に拡張できる「Log」モードで撮影していますが、この映像は色補正しないと洗いざらしのような、ローコントラストな映像になってしまいます。ScopeBoxに搭載されているLUTを使えば、映像信号に素早く変換を加えて、色補正された映像がどのように見えるかを確認することができます。多くのカメラは、Logからリニアへの変換を行うためのLUTのサンプルを搭載しています。