EditReady 2

<主な機能>

  • メディアをリラップまたはトランスコードして、編集に最適なマスターやプロキシを作成
  • ソースメディアに最適な品質を簡単に出力できる設計
  • リサイズ、回転、リタイム、イン/アウト点のトリミング、LUT設定
  • メタデータの表示と編集
  • タイムコード、メタデータ、カスタムテキスト、画像の埋め込み

オリジナルの撮影素材を編集に向けて準備

EditReadyは、カメラのメディアとメタデータを自動的に解析し、高品質の編集フォーマットに変換するため、素早く作業に取り掛かることができます。読み込み可能なフォーマットは以下の通りです。

  • カメラ、デジタル一眼レフカメラ携帯電話で撮影されたQuickTimeやMP4ファイル
  • XAVCやP2のようなMXFファイル
  • MTS(AVCHD)、M2T(HDV)
  • Blackmagic RAW

Adobe Premiere ProやApple Final Cut Pro、FCPX、iMovie用のQuickTimeムービーを出力し、Avid Media Composer用にはDNxHD/HR OPAtomまたはOP1a MXFを書き出します。

カスタムオーバーレイとバーンインのデザイン

オーバーレイエディターを使って、映像に合成するカスタムオーバーレイをレイアウトでき、アルファチャンネルを持つ画像を読み込んで、複雑なバグやウォーターマークを適用することができます。また、ソースメディアのメタデータ値を含むカスタムフォーマットのテキストをレイアウトできます。他にも、オーバーレイツールを使って、タイムコード、リールネーム、撮影日、メディア名などを埋め込むことも可能です。

高速処理

EditReadyは、最新のMacに搭載されているすべての機能を利用できるように設計されています。グラフィックカードの性能を利用して、高速な画像処理を行うこともできます。

メタデータの表示・編集

EditReadyでは、位置情報やカメラの設定、診断データなど、ファイルに含まれるすべてのメタデータを表示・編集することができます。メタデータを利用して、ファイル名を自動的に変更したり、オーバーレイに書き込こともできます。

ネイティブラッパーでメディア再生

EditReadyでは、トランスコードする前に、カメラのオリジナルメディアファイルをプレビューすることができます。LUTフォーマットを適用して、ログメディアをビデオでプレビューしたり、あらかじめ設定された特定のルックでプレビューすることができます。また、新たに統合されたScopeLinkを介して、プレビューされたクリップをScopeBoxで確認することができます。また、イン点とアウト点を設定して、必要なクリップの一部だけをトランスコードすることもできます。

『ClipWrap』開発者から皆様へ

EditReadyは、ClipWrapを世に送り出したスタッフが開発した、最新のトランスコードおよびリラップアプリケーションです。長年にわたるAVCHDやHDVの解析から学んだことをすべて取り入れ、すべての主要なカメラフォーマットに対応する高速で頑丈なツールを作りました。

EditReady 2に搭載されている機能

プロ向けビデオフォーマットに対応

EditReadyは、プロビデオ編集者向けに設計されています。MXF、M2T(HDV)、MTS(AVCHD)、Blackmagic RAW、またはQuickTimeをProRes、DNxHD/HR、H.264に変換できます。

MOV、MXF、AVCHD、HDVなど幅広く対応

Samsung NX1(H.265)、Canon C300、Sony F5、FS7(XAVC)、Panasonic HDC-TM900、Sony NX5UなどのAVCHDカメラ、Sony HVR-Z7UなどのHDVカメラのMXFファイルも、GoPro HERO5、DJI Phantom、Panasonic GH5、Canon 5d Mark IVなどのMP4ファイルも、EditReadyは対応しています。

スパンと複数ファイルのMXF

EditReadyは、GoPro、AVCHD、M2T(FireStore、Datavideo、Sony、Citidisk)や複数のファイルにまたがるMXF(Panasonic、Canon、Sony、Resolve、XDCam、XDCamEXを含む)のスパンを自動的に検出して統合します。

プレビューと再生

Mac搭載のQuickTime Xでクリップを再生しようとしても、スムーズに再生できないことがあります。EditReadyは、たとえレガシー・フォーマットであっても、コンテンツの視聴が可能なシンプルなプレーヤーを提供しています

Apple ProResネイティブ対応

市場に出回っているトランスコードアプリの多くは、Apple ProResのリバースエンジニアリングによって機能を実装しています。EditReadyは、Apple公式バージョンを利用することで、互換性による不具合が起こらないようにしています。

マルチバッチ機能

EditReadyのインターフェースでは、同時に複数のバッチを実行することができます。これにより、プロキシメディアやオンライン素材を同時に作成したり、別のカメラの映像を変換することができます。